WordPress(ワードプレス)は、ブログやホームページを作成出来る無料ソフトウエアになります。
WordPressは、レンタルサーバーにインストールして使用するため、ソフトウエア自体は無料で使用できますが、「ドメイン使用料」と「サーバーレンタル料」がかかるため、WordPressを有料と呼ぶ人もいます。
オープンソース(ソースコードが一般に公開されている)のソフトウエアのため、初心者が無料で気軽に始めることも可能だし、熟練者がオリジナルのアレンジ(カスタマイズ)を加えて高度な使用をすることも可能になります。
オープンソースであることに関連していえば、開発元の倒産などによりソフトウエアが使用できなくなってしまうことがないというメリットがあります。
逆に、デメリットを上げるとすると、
②開発元にソフトウエアに問題があった場合の責任を取る義務がない
③不具合が発生した場合に手厚いサポートはない
デメリットは上げさせてもらいましたが、WordPressに関していうのであれば、デメリットと呼べるほどのデメリットではないと私は思います。
①に関しては、ネット上にたくさんのマニュアルに匹敵する情報があふれています。
②③に関しては、WordPressでは、日本語の問い合わせフォームを完備しており、バグの報告や問い合わせを受け付けてくれます。
オープンソースのソフトウエアなのに、ユーザーサポートもしっかりしている。
この点がWordPressが選ばれる理由の一つだと思います。
WordPress(ワードプレス)の特徴として、「テーマ」があります。
「テーマ」とは、ブログのレイアウトのテンプレートであり、最初から導入されているテーマに加え、ネット上に様々な「無料のテーマ」「有料のテーマ」があります。
自分の好みに合ったデザインを選べる自由度が高いこともWordPressの特徴です。
もちろん、様々なテーマの中から自分好みのテーマを選んでもいいのですが、自分で自由にカスタマイズ出来るようになっており、カスタマイズ性の高さもWordPressの特徴です。
世界にひとつのあなただけのオリジナルレイアウトの作成が可能になります。
例えば、A社の運営しているブログサイトに登録しても、枠の色を変えたり、サイドバーの位置を変えたりといったカスタマイズは出来ると思います。
でもそれには限界があり、どうしても似通ったブログレイアウトになってしまいます。
カスタマイズ性の高さでは、WordPressが頭一つ抜けています。
WordPressの特徴として、「プラグイン」があります。
プラグインとは、簡単に言えば、「追加プログラム」です。
例えば、ブログを書く人の中で、画像をふんだんに使用して分かりやすいブログ作成をしているブロガーの方は、記事が増えれば増えるほど、画像の量が増え、サイトが重くなってきます。
あるプラグインを使用すると、画像を自動的に圧縮してくれるプラグインがある。
もう一つの例として、SNSと連携したブログを作成しているブロガーさんは、SNSのシェアボタンを追加したいと思ったことはないだろうか?
これもあるプラグインを使用すると簡単に導入できるのである。
ここでプラグインの意味を考え直してみよう!
最初にプラグインは「追加プログラム」ですとお伝えしました。
追加するかしないかは、使用者の自由なのです。
「私は、画像使わないから画像圧縮のプラグインはいらないわ!」
「僕は、SNS使ってないからSNSボタンの追加は不要だよ!」
といったように自分が必要なプラグインだけ入れることが可能なのです。
この自由度の高さもWordPressの特徴です。
WordPressの特徴として、かなり重要な部分になってくると思われる「商用サイトを使用出来る」という特徴があります。
無料のブログサイトの大半が、商用での利用を禁止しているのに対して、独自ドメインで運営するWordPressは商用利用が出来ます。
「商用利用可能ってどういうことですか?」という方のために、説明すると、ちょっと露骨な言い方になってしまいますが、「自分の利益を得る(お金を儲ける)ために使用していいよ!」ということです。営利目的での使用が可能ということになります。
これは、ブログやHP上に販売する商品の写真を貼って直接的に販売する方法から、広告収入やクリック型アフェリエイトなど、導入する内容は自由です。
現在、数多くのブロガーさんがいる中で、「ただ単に自分の発信したいことを無償で発信している」ブロガーさんと「その情報を見て共感してそこに掲載されている商品を買う」、「その情報を見て、掲載されている広告にも興味を持ちクリックする」といった収入を目的としたブロガーさんが存在します。
後者の収入を得ることを目的としたブロガーさんには、WordPressはうってつけのプラットフォームとなります。
無料で提供されているホームページ作成ツール等では、完成したブログやホームページに自動的に広告が入ってしまうことがしばしばあります。
しかし、オープンソースプログラムであるWordPressは、広告が入ることは一切ありません。
上の項目で商用利用を目的に利用される方にとって、自分で貼った広告以外に自動で広告が入ってしまっては、宣伝効果が半減してしまいます。
自分が必要な広告だけを掲載することが出来るのです。(正確には契約内容によるが・・・)
WordPress(ワードプレス)についてまとめると、、、
・開発元の倒産などにより、サイトが閉鎖されてしまう心配がない
・テーマやカスタマイズ性能の高さで、世界に一つのあなただけのサイトが作れる
・プラグインで必要な機能を自由に追加出来る
・商用サイトを利用出来るので営利目的の人に最適
・広告が勝手に表示されることがないので、自分で契約した広告のみ掲載出来る
といった感じになります。
上に書いてない少しだけ難しい話をすると、SEO対策に強いといった特徴もあります。
SEOとは、検索したときに上位に検索結果が表示される仕組みのことです。
例えば、「ワードプレス テーマ」と検索したときに、誰もが一番最初(一番上)に表示されたものをクリックしますよね? 仮に一番上をクリックしなくても、上位10個くらいの中から、自分の目的の記事を探すのではないでしょうか?
2ページ目、3ページ目に表示されているものは、クリックされる確率が非常に低くなるのです。
営利目的でWordPressを導入する場合、自分のサイトが検索上位に出る=売れる確率が上がるという結果につながります。ですのでSEO対策に強いというのもWordPressの大きなメリットとなります。
ここまで読んで来ていただいた方は、WordPressが(営利目的の)ブロガーさんに選ばれる理由をご理解いただけたと思います。
ブロガーさんにとって、毎日コツコツと書くブログは将来の「資産」となります。
この「資産」をオープンソースソフトウェアであることにより、日々進化するプラットフォームを利用して書くことが出来るメリット
この「資産」を開発元が倒産して、消えてしまうことがないメリット
この「資産」を様々なテーマとプラグインで表現できるメリット
この「資産」にアフェリエイト等の導入で「収入」という価値を与えられるメリット
こんなにたくさんのメリットがあります。
以上が、ブログ作成に「WordPress」が選ばれる理由になります。
みなさんもたくさんのメリットを享受し、WordPressライフを楽しんで下さい!
では、また~(^^)/
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